経営者として日々判断を重ねる中で、「自分のリーダーシップのやり方は、これでいいのだろうか」とふと立ち止まる瞬間はないでしょうか。書籍やセミナーで語られる理想のリーダー像と、自分の関わり方とのあいだに距離を感じ、戸惑われる経営者は少なくないように見受けられます。

結論からお伝えすると、リーダーシップのスタイルに唯一の正解はありません。代表的な型はいくつか存在しますが、優れた型を探すよりも、ご自身の人柄や会社の状況に合う関わり方を見つけ、状況に応じて使い分けていく姿勢のほうが、現場では役に立ちます。大切なのは型そのものよりも、その奥にある経営者自身の在り方です。

本記事では、リーダーシップの代表的なスタイル、中小企業の経営者にスタイルの理解が役立つ理由、自分に合う型の見つけ方、そして型を磨き続けるための日々の習慣を、順にお伝えします。私たち編集部も、湯島倫理法人会で出会う経営者の方々の在り方から学ばせていただいている一人として、ご一緒に考えていけたら嬉しく思います。

Contents

リーダーシップのスタイルとは何か

リーダーシップのスタイルとは、リーダーが組織やメンバーに向き合うときの基本的な姿勢や関わり方の型を指します。どのスタイルが優れているかを論じるためではなく、ご自身の関わり方を見つめ直す手がかりとして捉えていただけたら幸いです。型に名前をつけて眺めると、自分では気づきにくかった癖が見えてきます。

「とは」ではなく「型の違い」に注目する理由

リーダーシップそのものの意味を深く知りたい場合は、別の角度からの整理が役に立つでしょう。一方、すでに現場でメンバーを率いている経営者にとっては、「自分はどんな関わり方をしているのか」という型の違いに目を向けるほうが、明日の判断に直結します。

たとえば、同じ「指示を出す」場面でも、細かく指定する経営者もいれば、方向性だけ伝えて任せる経営者もいらっしゃいます。どちらが正しいわけでもなく、関わり方の傾向に名前をつけて捉え直すと、自分の立ち位置がはっきりしてくるものです。リーダーシップそのものの基本は、リーダーシップとはで整理していますので、あわせてご覧いただけたらと思います。型を知ることは、自分を縛るためではなく、選択肢を広げるための一歩になります。

スタイルに優劣はないという考え方

スタイルに絶対的な優劣はない、という前提に立つことが出発点です。ある会社では力を発揮した型が、別の会社では空回りすることも珍しくありません。組織の規模、メンバーの経験、事業の段階によって、求められる関わり方は変わってくるからです。

だからこそ、「正しいリーダー像」を一つに決めて自分を当てはめるよりも、複数の型を知ったうえで、ご自身が無理なく続けられる関わり方を選んでいく。そうした柔らかな捉え方のほうが、長く経営を続けるうえで現実的だと、私たちは考えています。完璧を目指すより、等身大の自分から始める姿勢を大切にしたいところです。

代表的なリーダーシップのスタイル

リーダーシップ研究では、これまでにいくつもの分類が提唱されてきました。ここでは経営の現場で耳にすることの多い代表的なスタイルを、私たち編集部も学びながら整理してご紹介します。どれか一つに当てはめるためではなく、ご自身の関わり方を見つめ直すきっかけになれば幸いです。

心理学者クルト・レヴィンは1939年の実験研究で、リーダーシップを専制型・民主型・放任型の3つに分類しました。これがスタイル分類の古典的な出発点とされています。さらにダニエル・ゴールマン氏は、6つのスタイルを示し、優れたリーダーは状況に応じて使い分けると論じました(出典:Daniel Goleman “Leadership That Gets Results”, Harvard Business Review, 2000)。

代表的な5つのリーダーシップのスタイル

指示・統率型

明確に方向を示し率いる。危機や立ち上げ期に強い

サーバント型

支える側に立ち、傾聴で人の成長を促す

変革型

ビジョンを語り、内発的な動機を引き出す

民主型

対話と合意を重んじ、当事者意識を育てる

状況対応型

場面に応じて型を切り替える柔軟さ

指示・統率を中心とする型

リーダーが明確に方向を示し、メンバーを率いていく型です。判断が速く、危機の場面や立ち上げ期には力を発揮しやすいと言われています。会社がまだ小さく、方針を素早く決めて動く必要がある時期には、この型が組織を前に進める原動力になります。

一方で、この型に偏りすぎると、メンバーが指示待ちになりやすいという面も指摘されてきました。経営者がすべてを決めてしまうと、社員が自分で考える機会を失いがちです。短期で結果が必要な局面と、人を育てたい局面とで、使いどころを見極める視点を持っておきたいところです。

メンバーを支えるサーバント型

リーダーが支える側に立ち、メンバーの成長を通じて組織の目的を達成していく型です。傾聴や共感を大切にする関わり方が中心になります。一人ひとりの声に耳を傾け、必要な支援を惜しまない姿勢が、社員の主体性をゆっくりと育てていきます。

じっくり人を育てたい中小企業と相性がよいと感じる経営者も多いようです。すぐに成果へ結びつくわけではありませんが、社員が自ら動く組織へと少しずつ変わっていきます。サーバント型の考え方については、サーバントリーダーシップとはで詳しくお伝えしていますので、ご参照ください。

ビジョンで人を動かす変革型

変革型リーダーシップは、1985年にバーナード・バスが体系化した型で、ビジョンの共有を通じてメンバーの内発的な動機を引き出すことを重んじます。「この会社で何を実現したいのか」を語り、共感を生む関わり方が核になります。

事業の転換期や、新しい挑戦に踏み出すときに、組織の背中を押す力となるのがこの型です。数字や指示だけでは人は動きにくいものですが、心からの「やりたい」が芽生えると、組織は驚くほどの推進力を持ちます。語る言葉に経営者自身の本気が宿っているかどうかが、響き方を左右します。

対話と合意を重んじる民主型

メンバーの意見を聞きながら、対話を通じて合意を形づくっていく型です。納得感のある決定につながりやすく、メンバーの当事者意識を育てる効果が期待できます。会議で社員の声を丁寧に拾い上げる経営者の姿は、この型の表れと言えるでしょう。

ただし、結論を出すまでに時間がかかる場面もあるため、スピードが必要なときとのバランスをどう取るかが、運用の鍵になります。すべてを合議で決めようとすると、かえって判断が滞ることもあります。決めるべき場面では経営者が引き取る、という線引きを意識しておきたいものです。

状況に応じて切り替える型

ゴールマン氏が示したように、優れたリーダーは一つの型に固執せず、状況に応じてスタイルを切り替えていると言われています。普段は対話を重んじつつ、緊急時には明確に方向を示す。そうした柔軟さこそ、現場で最も求められる関わり方なのでしょう。

切り替えと聞くと難しく感じられますが、多くの経営者は無意識のうちに使い分けています。大切なのは、その使い分けを意識的に捉え直し、場面に合った型を選べるようになることです。引き出しが増えるほど、とっさの判断にも余裕が生まれます。

中小企業の経営者にスタイルの理解が役立つ理由

大企業と違い、中小企業では経営者一人の関わり方が組織の空気を大きく左右します。だからこそ、ご自身がどのスタイルに寄りやすいかを知っておくことは、日々の判断を少し楽にしてくれます。私たち編集部も、湯島倫理法人会で出会う経営者の方々の在り方から、多くを学ばせていただいてきました。

スタイルの使いどころ(2つの軸で整理)

↑ 人を育てたい

育成 ⇕ 結果

サーバント型

任せて支え、成長を待つ。普段の育成に

変革型

ビジョンを示し、挑戦へ背中を押す

民主型

対話で合意。納得感が必要な場面に

指示・統率型

方向を示し即断。危機や納期直前に

任せる ← 関わり方 → 方向を示す

↓ 結果を急ぐ↓ 結果を急ぐ

経営者の関わり方が組織文化に直結する

社員数が限られる会社では、経営者の口ぐせや判断の癖が、そのまま社風になっていきます。経営者が朝の挨拶を大切にすれば、職場に明るさが広がるものです。逆に、いつも険しい表情でいれば、社員はどうしても萎縮してしまいます。

朝の挨拶ひとつでも、ほがらかに振る舞う「明朗」の実践になると、ある経営者の方が話してくださいました。特別な制度を整える前に、経営者自身の日々の振る舞いが、すでに組織文化を形づくっています。だからこそ、自分の関わり方を知っておく意味があるのです。

苦手な型を無理に演じなくてよくなる

スタイルの違いを知ると、「自分はこの型が苦手だ」と気づける利点もあります。無理に理想のリーダーを演じようとして疲れてしまうより、自分の得意な関わり方を軸に据えるほうが、社員にも誠実さが伝わります。

苦手を補う部分は、幹部や仲間の力を借りるという選択肢も見えてきます。経営者がすべての型を完璧にこなす必要はありません。自分の強みを活かし、足りないところは周囲と補い合う。その発想に立てると、肩の荷が少し軽くなるのではないでしょうか。

場面ごとの判断軸を持てる

複数の型を知っておくと、場面ごとに「今はどの関わり方がふさわしいか」を考える余裕が生まれます。新人を育てる場面と、納期が迫る場面とでは、適した関わり方は変わってきます。同じ経営者でも、相手や状況によって接し方を変えてよいのです。

型という引き出しを増やしておくことが、とっさの判断を支えてくれます。引き出しがなければ、いつも同じ対応を繰り返すしかありません。選択肢を持っておくだけで、難しい場面でも一呼吸おいて考えられるようになります。

自分に合うスタイルを見つける手順

ご自身に合うリーダーシップのスタイルは、頭で選ぶというより、日々の振り返りの中から少しずつ見えてくるものです。一気に「自分はこの型だ」と決める必要はありません。ここでは、無理なく自分の型を探っていくための手順を、ご一緒に考えていけたらと思います。

自分に合うスタイルを見つける4つの手順
1

過去を書き出す

人がうまく動いた場面と関わり方を紙に並べる

2

他者に尋ねる

社員や仲間に頼りにされる場面を聞いてみる

3

得意苦手を分ける

場面ごとに得意と苦手を切り分けて捉える

4

小さく試す

朝礼の一言などから試し、反応を観察する

過去にうまくいった関わり方を書き出す

まず、これまでの経営の中で「うまく人が動いてくれた」と感じた場面を、いくつか書き出してみてはいかがでしょうか。そのとき自分がどんな言葉をかけ、どんな姿勢で接していたか。共通点を探っていくと、ご自身の得意な関わり方の輪郭が浮かび上がってきます。

成功した場面だけでなく、ぎくしゃくした場面も並べてみると、対比からも気づきが得られます。記憶に頼るより、紙に書き出すほうが客観的に眺められるものです。一度に完璧にまとめようとせず、思い出した順に書き留めていく形で十分です。

信頼できる社員や仲間に印象を尋ねる

自分の関わり方は、案外自分では見えにくいものです。信頼できる社員や経営者仲間に、「自分はどんなときに頼りにされていると感じるか」を尋ねてみる。少し勇気がいりますが、他者の目を通すことで、思いがけない強みに気づくことがあります。

自己評価と他者からの見え方には、しばしばずれがあります。そのずれこそ、自分の型を知る貴重な材料です。耳の痛い指摘も含めて受け止められると、関わり方を見直す幅が広がっていきます。

苦手な場面と得意な場面を分けて捉える

すべての場面で同じ関わり方をする必要はありません。「人を励ますのは得意だが、厳しい指摘は苦手」というように、得意と苦手を分けて捉えると、自分の型がよりはっきりしてきます。

苦手な場面では、別の型を意識的に補う工夫が見えてきます。たとえば指摘が苦手なら、事実だけを淡々と伝える形を用意しておく。場面を分けて整理しておくだけで、難しい局面への身構えが少し和らぐものです。

小さく試して反応を観察する

新しい関わり方は、いきなり全面的に変えるのではなく、小さな場面から試すのが現実的です。たとえば、朝礼で一言ねぎらいを添えてみる。その反応を観察しながら、少しずつ自分に馴染む形を探っていきましょう。

私自身、コントリの経営の中で、自分の関わり方が場面によって揺れることに何度も気づかされてきました。完璧な型を最初から持っている経営者は、おそらくいません。試行錯誤の過程そのものが、自分のスタイルを育てる時間なのだと実感しています。

スタイルを磨き続けるための朝の習慣

リーダーシップのスタイルは、一度見つけたら終わりではなく、経営者自身の成長とともに少しずつ変わっていくものです。湯島倫理法人会で学ぶ経営者の方々から教わった、ご自身の在り方を整える朝の時間の使い方をご紹介します。朝の静けさは、自分を見つめ直すのに向いた時間帯です。

朝に前日の関わり方を振り返る

朝の静かな時間は、前日の自分の関わり方を振り返るのに向いています。「あの場面で、もう少し違う言葉をかけられたのではないか」と静かに思い返す。責めるためではなく、気づきとして受け止める姿勢が大切です。

その積み重ねが、関わり方の質を少しずつ整えてくれます。夜は疲れて反省が重くなりがちですが、朝は前向きに振り返りやすいものです。短い時間でも、紙に一言書き留めるだけで、翌日の関わり方が変わってきます。

経営者仲間と気づきを語り合う

一人で振り返るだけでなく、同じ立場の経営者と気づきを語り合う時間も、大きな学びになります。他の経営者がどんな関わり方をしているかを聞くと、自分の引き出しが自然と増えていきます。

湯島倫理法人会のモーニングセミナーや、その後の朝食会は、そうした語り合いの場の一つです。立場が同じだからこそ話せる悩みもあります。互いの経験を持ち寄り、高め合う「共尊共生」の時間が、経営者の孤独をやわらげてくれます。

在り方を整えてから一日を始める

どんなスタイルを選ぶにしても、その土台には経営者自身の心の状態があります。朝、心を整えてから一日を始めると、同じ判断でも社員への伝わり方が変わってくるものです。スタイルという技術の前に、まず自分の在り方を整える。この順番を大切にされている経営者の方が多いように見受けられます。

朝の光が差し込むオフィスの窓辺とリーダーシップを象徴するノート

スタイルを使い分けるときに気をつけたいこと

複数のスタイルを知ると、つい場面ごとに器用に使い分けようとしてしまいがちです。けれど、軸が定まらないまま型だけを変えると、かえって社員を戸惑わせてしまうこともあります。私たち編集部も試行錯誤しながら学んでいる点を、率直に共有させていただきます。

つなぎとして、使い分けで気をつけたい3つの要点を整理しました。

スタイルを使い分けるときの3つの要点

軸となる在り方を一つ持つ

「社員の成長を願う」など、ぶれない一本の軸を言葉にしておく

型を変えても誠実さは変えない

態度だけが揺れると信頼を損なう。誠実さという土台は保ち続ける

迷ったら相手の成長を基準に

自分の都合より、長い目で相手のためになる関わり方を選ぶ

軸となる在り方を一つ持っておく

使い分けが効果を持つのは、ぶれない軸があってこそです。「社員の成長を願う」という一本の軸があれば、ある場面では励まし、別の場面では厳しく伝える、という使い分けも一貫したものに映ります。軸のない使い分けは、その場しのぎに見えてしまうものです。

社員が見ているのは、型そのものよりも、その奥にある経営者の一貫した思いでしょう。軸が定まっていれば、多少の対応の違いも「場面に応じた配慮」として映るはずです。まず自分の軸を言葉にしておくこと。それが使い分けの確かな土台です。

型を変えても誠実さは変えない

関わり方の型は場面で変えても、誠実さという土台は変えないことが、社員の安心につながります。昨日は優しかったのに今日は冷たい、というように態度だけが揺れると、社員は経営者を信頼しにくくなります。

型は変えても、人としての誠実さは保ち続ける。ここが使い分けの要です。気分で態度が変わる経営者のもとでは、社員は顔色をうかがうことに気を取られてしまいます。一貫した誠実さこそ、安心して働ける土壌を育てます。

迷ったら相手の成長を基準にする

どの型を選ぶか迷ったときは、「どちらが相手の成長につながるか」を基準にしてみてはいかがでしょうか。短期的に楽な対応より、長い目で相手のためになる関わり方を選ぶ。互いに高め合う姿勢は、スタイル選びの迷いを照らす道しるべになります。

その場で嫌われたくないと、つい甘い対応を選びたくなるものです。けれど本当に相手を思うなら、ときに踏み込んだ言葉も必要です。判断の基準を自分の都合から相手の成長へ移すと、迷いが整理されていきます。

倫理経営の学びとリーダーシップのスタイル

湯島倫理法人会で大切にされている「経営者自身の在り方」という視点は、どのリーダーシップのスタイルを選ぶかという問いと深く重なります。手法や型を超えて、経営者がどう生きるかが関わり方の質を決めるという考え方は、スタイル選びの土台となるものです。

型の前に「在り方」がある

同じ言葉をかけても、経営者の心の状態によって、社員への伝わり方は変わります。技術としての型を磨くことも大切ですが、その手前にある「どんな思いで人と向き合うか」という在り方が、関わり方の質を静かに左右します。

倫理経営の学びは、この在り方を見つめ直す時間を与えてくれます。テクニックを足し算するより、自分の根っこを整えるほうが、結果として関わり方を深めることにつながります。型と在り方は、車の両輪のような関係です。

朝の挨拶ひとつも関わり方の実践

在り方を整えることは、特別な研修だけで身につくものではありません。朝、社員に明るく挨拶する。相手の話を最後まで聞く。そうした日々の小さな行いの積み重ねが、ご自身の関わり方を育てていきます。

喜んで働く「喜働(よろこんではたらく)」の姿勢も、こうした日常の中に宿ります。大きな決意より、今日の一つの行いから始める。その小さな実践こそ、リーダーシップのスタイルを地に足のついたものにしていきます。

湯島倫理法人会でのご一緒の学び

湯島倫理法人会では、文京区エリアの経営者が朝に集い、リーダーシップにも通じる「経営者の在り方」を共に学んでいます。私たち編集部も日々学んでいる仲間として、ご興味のある方はお気軽にモーニングセミナーへゲスト参加してみませんか。

モーニングセミナーへのゲスト参加

モーニングセミナーは毎週月曜日の7:00から8:00まで、全国家電会館1階で開いています。会員・非会員を問わず参加費は無料で、ゲスト参加を歓迎しています。経営者同士の体験談や気づきの分かち合いを通じて、ご自身の関わり方を見つめ直すきっかけが得られるはずです。皆様のゲスト参加を心よりお待ちしております。

湯島倫理法人会の活動概要

朝7:00のモーニングセミナーへの参加が難しい方には、その後に開く湯島つながりラボという、よりカジュアルな交流の場もご用意しています。当日の流れや会場の詳細はモーニングセミナーのご案内でお伝えしていますので、ご都合に合わせてお選びいただけたら幸いです。

よくある質問

リーダーシップのスタイルについて経営者の方からよくいただく質問をまとめました。

Q. リーダーシップのスタイルに正解はありますか?

唯一の正解はないと考えられています。経営者の人柄や会社の状況、メンバーの顔ぶれによって、合う型は変わります。大切なのは、優れた型を探すことよりも、ご自身が無理なく続けられる関わり方を見つけ、誠実さという軸を保つことだと感じています。

Q. リーダーシップそのものについても知りたいのですが、別の記事はありますか?

本記事はスタイル(型)の違いと選び方に焦点を絞っています。リーダーシップそのものの考え方や、人が動く経営者の在り方については、別記事のリーダーシップとはで整理していますのでご参照ください。

Q. 自分のスタイルが分かりません。どう探せばよいですか?

一度に決めようとせず、過去にうまくいった関わり方を書き出すことから始めてはいかがでしょうか。信頼できる社員や経営者仲間に、自分がどんなときに頼りにされるかを尋ねてみるのも一つの方法です。小さく試しながら、少しずつ輪郭が見えてくるものです。

Q. サーバント型のスタイルにも関心があります。

メンバーを支える側に立つサーバントリーダーシップについては、サーバントリーダーシップとはサーバントリーダーシップの実践で詳しくお伝えしています。スタイル選びの参考にしていただけたら嬉しく思います。

Q. スタイルは途中で変えてもよいのでしょうか?

経営者自身の成長や会社の成長段階に応じて、関わり方が変わっていくのはむしろ自然なことです。ただ、型を変えても誠実さという土台は変えないことが、社員の安心につながると考えています。

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