「湯島倫理法人会という名前は聞くけれど、実際どんな団体なのだろう」。そう気になっている方は、少なくないのではないでしょうか。会社経営は、ときに孤独な道です。同じ立場の仲間と学び合える場を探している方も、きっといらっしゃるはずです。

湯島倫理法人会とは、東京都文京区湯島を拠点に、経営者が純粋倫理(くらしみち)を学び合う地域コミュニティです。全国に広がる倫理法人会のひとつで、「企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を」という理念を掲げる団体です。毎週月曜の朝に開くモーニングセミナーを軸に、業種を越えた経営者のつながりを育んできました。

本記事では、湯島倫理法人会の理念や成り立ち、主な活動、参加や入会の流れを順にご案内します。どんな方が集まっているのかにも触れていく予定です。湯島倫理法人会の編集部が、初めての方にもわかるよう、やさしい言葉でひもといてみます。私たち自身も学びの途中にある一人として、等身大の言葉でお伝えできれば幸いです。

湯島倫理法人会とは|文京区・湯島の経営者コミュニティ

湯島倫理法人会とは、文京区湯島エリアで活動する、経営者のための学びと交流のコミュニティです。全国に広がる倫理法人会の一員として、地域の経営者が朝に集い、学び合ってきました。まずは全体像から、ご一緒に見ていきましょう。

こうした朝の集まりは、決して湯島だけの小さな動きにとどまらないのです。

朝の光が差し込む湯島倫理法人会の会場風景

全国の倫理法人会と湯島の位置づけ

倫理法人会は、一般社団法人倫理研究所が全国で展開している経営者団体です。都道府県ごとに、さらにその中の市や区の単位で法人会が置かれており、それぞれが地域に根ざした活動を営んできました。湯島倫理法人会は、そのうち東京都文京区湯島を拠点とする単位法人会にあたるのです。

全国共通の理念を土台にしながらも、それぞれの単会には固有の色合いがあるものです。湯島の場合、文京区という土地柄もあってか、落ち着いた雰囲気のなかで学びを深める空気が流れているようです。大きな組織の一員でありながら、顔の見える距離感で集えるところに、地域の単会ならではの良さが宿るのでしょう。

湯島倫理法人会のPV『毎週月曜日7:00〜@全国家電会館』でも、朝の会場の様子の一端をご覧いただけます。文章だけでは伝わりにくい空気を、映像から感じ取っていただけるはずです。まずは「全国の大きな学びの輪が、湯島にも根づいている」とイメージしていただければ十分です。

掲げている理念と大切にしていること

湯島倫理法人会が拠りどころにしているのは、「企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を」という根本のスローガンです。会社の数字だけを見るのではありません。そこで働く人の心や、経営者自身の家庭までを含めて、より良い在り方を探っていく。そんな願いが込められています。

その根っこにあるのが、「自分が変われば周囲が変わる」という考え方です。社員や取引先を変えようとする前に、まず経営者自身が学び、実践していく。その積み重ねが、やがて社風や会社全体の空気へと広がっていく。そう捉えているのです。理論を頭で覚えることよりも、日々の暮らしのなかで実際にやってみることを大切にする姿勢が、活動の底に流れています。

とはいえ、私たちは何かを教える立場にあるわけではありません。会員一人ひとりが、うまくいかない日も含めて試行錯誤を重ねている、学びの途上にある仲間です。ご一緒に歩んでいけたらという気持ちで、この場を続けてきました。

湯島倫理法人会の主な活動|朝に集い、学び合う

湯島倫理法人会の活動の中心は、毎週月曜の朝に開かれるモーニングセミナーです。そのほかにも、より気軽に立ち寄れる交流の場や、全国規模の研修など、経営者の学びと縁を育む機会がいくつも根づいてきたのです。

活動と聞くと、堅苦しい研修を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。けれど実際は、朝のセミナーを軸にしながら、参加のしかたに幅を持たせているのが湯島の特徴になります。毎週きっちり通う方もいれば、月に一度、都合の合う朝だけ顔を出す方もいる。それぞれのペースを大切にしてきたのが実情です。ここでは代表的な3つの活動を、順にご紹介します。

湯島倫理法人会の主な3つの活動

活動 1

モーニングセミナー

毎週月曜7:00/全国家電会館

活動の柱となる朝の学びの場。講話を中心に、一週間の始まりに心を整える1時間です。ゲスト参加は無料。

活動 2

湯島つながりラボ

月曜9:30/U-cafe上野御徒町

朝が早くて通いにくい方への、もう一つの入口。ドリンク代のみで気軽に交流できるカジュアルな場です。

活動 3

研修・講演会

富士研/倫理経営講演会 ほか

全国ネットワークの一員として参加できる学び。宿泊研修や地域の講演会など、学びの幅を広げられます。

毎週月曜7時のモーニングセミナー

活動の柱となるのが、毎週月曜日に開かれるモーニングセミナーです。会場は東京都文京区湯島3-6-1の全国家電会館1階、時間は朝7:00から8:00までの1時間という運びです。東京メトロ千代田線「湯島駅」から徒歩2分という通いやすい立地です。

当日は講話を中心に、会長の挨拶や会員によるスピーチが組み合わさる構成です。一週間の始まりに心を整え、経営のヒントと人のつながりを持ち帰る——そんな朝の時間を積み重ねてきた歩みが、湯島の土台です。当日のおおまかな流れを、時系列で整理してみます。

モーニングセミナー当日の流れ

  • 6:30

    開会前の朝礼

  • 7:00

    開会・会歌斉唱

  • 7:10

    会長挨拶

  • 7:15

    会員スピーチ

  • 7:20

    講話その日の講話者によるお話。学びの中心となる時間です。

  • 8:00

    セミナー終了

  • 〜8:40

    朝食会自由参加。業種を越えた交流のひととき。

セミナーの後には、希望者による朝食会も開かれます。そこでは、同じ朝に集った経営者同士が、業種を越えて和やかに言葉を交わします。会話のはずむ、ゆるやかな交流の輪。初めての方の参加方法や当日の持ち物が気になる方は、モーニングセミナーの参加方法をまとめた記事もご覧いただけます。

湯島つながりラボ(つなラボ)という気軽な入口

「朝7時は少し早くて通えそうにない」という方のために、湯島倫理法人会ではもうひとつの入口もご用意しました。それが湯島つながりラボ、通称「つなラボ」です。開催はモーニングセミナーの後、月曜の9:30から11:00です。会場のU-cafe上野御徒町を貸し切って開く、よりカジュアルな交流の場になります。

つなラボは、お仕事のPRタイムやワークショップ、名刺交換や歓談の場です。経営者・フリーランス・士業の方々が、肩書きを超えてフラットに交わります。参加費はドリンク代のみで、入会費や会費は一切かかりません。非会員の方や初参加の方も歓迎していますので、まずはこちらから湯島の空気にふれるという選び方もあります。詳しくは湯島つながりラボの公式ページをご覧ください。

朝のセミナーとつなラボは、どちらか一方を選ぶものではありません。ご自身の生活リズムやその日の予定に合わせて、通いやすい入口から始めていただけたら幸いです。湯島の学びの輪の全体像は、湯島のビジネスコミュニティを紹介した記事でもご紹介中です。

活力朝礼・富士研など会全体の学び

湯島単体の活動に加えて、倫理法人会全体で取り組んでいる学びの機会もあります。ひとつは「活力朝礼」の推進です。「爽やかな笑顔・元気で大きな声・美しい姿勢・機敏な動作」を土台にした社風改善の取り組みです。朝礼を通じて職場の空気を整えていこうという試みです。

もうひとつ、静岡県御殿場市には富士高原研修所(通称・富士研)があります。宿泊しながら数日間、集中して学ぶ研修施設です。日常を離れた環境で自分と向き合う時間は、普段のセミナーとはまた違った気づきをもたらしてくれるようです。また毎年1月から5月にかけては、全国各地で倫理経営講演会も開かれてきました。

こうした会全体のプログラムに参加できるのも、全国ネットワークの一員である利点といえます。湯島という地域の縁を入口にしながら、学びの幅を広げていける。そんな重層的な仕組みが根づいてきました。

参加と入会の流れ|ゲスト参加から会費まで

「興味はあるけれど、いきなり入会するのはハードルが高い」と感じる方も多いのではないでしょうか。ご安心ください。湯島倫理法人会では、まず気軽に朝の場を体験していただける入口を、いくつも設けています。

初めての方に、いきなり入会をお願いすることはありません。まずはゲストとして朝の場に加わり、ご自身の目と肌で雰囲気を確かめていただく。その体験を重ねたうえで、続けたいと感じたときに入会を考えていただければ十分です。順番としては、ゲスト参加から始まり、納得のうえで会員になる、という流れになります。それぞれの段階で得られることを、整理してみました。

ゲスト参加と会員のちがい

項目ゲスト参加会員
費用無料月額1万円
モーニングセミナー参加できる参加できる
全国の学び・研修参加できる
入会手続き不要必要
こんな方にまず雰囲気を
確かめたい方
継続して学びを
深めたい方

まずはゲスト参加から。続けたいと感じたときに入会をご検討いただけます。

まずは無料のゲスト参加から

倫理法人会には「見物する」という関わり方はありません。初めての方も「ゲスト」として、会員と同じようにセミナーへ加わっていただきます。傍観者としてではなく、ご一緒に学ぶ仲間としてお迎えする——その姿勢を大切にしてきました。

ゲスト参加は無料で、堅苦しい入会手続きも必要ありません。事前の申し込みなしでお越しいただくこともできます。まずは一度、月曜の朝に足を運び、その場の空気がご自身に合うかどうかを感覚で確かめていただくのがおすすめです。合わないと感じれば、それはそれで一つの発見と言えます。

明朗(ほがらか)に一日を始めるという小さな体験を、まずは肩の力を抜いて味わっていただけたら幸いに存じます。どんな方が集まっているのかは、倫理法人会にはどんな人が入会しているかをまとめた記事も参考になるでしょう。

会員になると得られることと会費

ゲスト参加を重ねるなかで「継続して学びを深めたい」と感じられた場合は、入会という選択肢が視野に入るはずです。会員になると、毎週のモーニングセミナーはもちろん、全国の倫理法人会の学びや各種研修にも参加できるようになります。学びの場が、湯島から全国へと広がっていくイメージです。

気になる会費については、月額1万円が目安です。この金額に何が含まれ、どのように活かされているのかは、倫理法人会の会費の内容をまとめた記事で詳しくまとめました。金額の多寡だけでなく、そこから何を受け取れるかという視点で見ていただけたら嬉しく思います。

入会のタイミングに、正解はありません。じっくりゲスト参加を続けてから決める方もいれば、早い段階で仲間になる方もいらっしゃいます。ご自身のペースで、無理なく判断していただくのがいちばんではないでしょうか。

どんな人が湯島に集まっているのか

湯島倫理法人会にどんな方が集まっているのか、実際のところが気になる方もいらっしゃるでしょう。結論から申し上げると、業種も規模もさまざまです。共通しているのは、朝の時間を自分を整えることに使いたいという、静かな志を持っている点にあります。

特定の業界に偏っているわけではありません。製造や小売、士業やサービス業など、背景の異なる方々が同じ朝に机を並べています。年齢層も、若い後継者から長く事業を続けてきたベテランまで幅広いのが実情です。だからこそ、自分の常識が通じない話に出会え、視野が自然と広がっていきます。ここでは、集う方々の顔ぶれと、湯島が向いている方について見ていきましょう。

湯島に集まる方々の顔ぶれ

経営者・個人事業主

文京区周辺を中心に、製造・小売・士業・サービス業まで、幅広い業種の方が集います。

起業を考える方

これから一歩を踏み出す方も。同じ志の先輩経営者との学びと縁を求めて通われています。

在り方を見つめたい方

売上や戦略だけでなく、経営者としての心の土台を大切にしたい。そんな方に向いています。

会員像と向いている方

集まっているのは、文京区周辺を中心とした中小企業の経営者や個人事業主、そしてこれから起業を考えている方などです。年齢層も業種も幅広く、特定の業界に偏ってはいないのが実情です。だからこそ、自分の業界の常識が通じない話に出会える面白さが、この場の持ち味です。

向いているのは、すぐに使える営業ノウハウよりも、経営者としての在り方や心の持ちようを見つめ直したいと感じている方でしょう。売り込みを目的とした集まりとは空気が異なり、利害を離れたフラットな関係が生まれやすい点も、この場ならではの特色です。もちろん、朝型の生活リズムを整えたいという実利的な動機で通う方もいらっしゃいます。

一方で、その場ですぐに商談成果を求める方には、少し物足りなく映るかもしれません。ここで育つのは、急がない信頼関係です。すぐに結果を求めず、じっくり縁を育てたい方にこそ、しっくりくる場ではないでしょうか。

経営者の孤独と、利害を離れた朝の縁

経営者は、社内では相談しにくい悩みを抱えがちな立場にあります。最終決断を一人で下し、その責任も一人で背負う。そんな孤独を感じる場面は、決して少なくないものです。

湯島の朝の場に集うのは、同じように早起きして学ぼうとする経営者たちです。同じ重さを知る仲間が、毎週決まった朝にそこにいる。その事実は、思いのほか心を軽くしてくれるものでしょう。答えをもらえるわけではなくても、一人ではないと感じられるだけで、月曜からの一週間の足取りが少し変わってきます。

ここで生まれるつながりは、すぐに商売へ結びつくものばかりとは限らないでしょう。それでも、愛和(なかよく)の心で交わされる朝の縁は、長く付き合える信頼へと静かに育っていきます。急がない縁ほど根を深く張ると、多くの会員が実感を語られます。

編集部が感じる湯島の空気|等身大の気づき

ここまで活動や制度をご案内してきました。最後に、数字や仕組みでは伝わりにくい湯島の空気を、私たち編集部の等身大の言葉でお伝えします。私たち自身も学びの途中にある一人として、飾らずに感じていることを書きました。

きれいごとばかりを並べるつもりはありません。朝が得意でない日もあれば、気持ちが乗らない週もあります。それでも湯島の朝に足を運び続けているのは、この場に肩の力を抜いていられる何かがあるからでしょう。うまく言葉にできない部分も含めて、通ってみて初めて感じたことを、ここでは正直にお伝えできたらと考えています。

完璧でなくていい、ご一緒に学ぶ場

正直に申し上げると、私たち編集部も毎週欠かさず通えているわけではありません。繁忙期に足が遠のいた時期もあれば、寝坊してしまった朝もありました。それでも続けてこられた理由は、ひとつだと感じています。湯島倫理法人会が「できている人の集まり」ではなく、「ご一緒に学び合う仲間の集まり」だからです。

うまく通えなかった週があっても、次の月曜にまた顔を出せばいい。誰かに責められることもありません。喜働(よろこんではたらく)という言葉のように、気負わず、喜びをもって朝の学びに向かう。そんな肩の力の抜けた姿勢こそが、結果として長続きの秘訣になっているようです。

学びの深さも、人それぞれで構わないと捉えています。深く純粋倫理に取り組む方もいれば、朝の交流を楽しみに通う方もいる。その多様さを受けとめる懐の深さこそ、湯島の空気をやわらかくしている源でしょう。

湯島倫理法人会の朝食会場温かいコーヒーが並ぶテーブル

小さな一歩から始めてみませんか

「朝が弱いから自分には向かないかもしれない」——そう思われる方もいらっしゃるかと思います。実は、通い始める前は私たちも同じ心配を抱えていました。ところが実際に始めてみると、ハードルは早起きそのものより、最初の一回の敷居にあったのだと気づかされました。

一度足を運んでしまえば、朝の心地よさが背中を押してくれるものです。全部を完璧にこなす必要はありません。月に一度からでも、朝の場に身を置く経験は少しずつ積み上がっていきます。倫理法人会という活動全体について客観的に知りたい方は、倫理研究所 公式サイトの倫理法人会案内もご参照いただけます。

経営という道は、ときに孤独で、正解の見えない選択の連続です。そんな日々のなかで、週に一度、同じ志の仲間と朝を過ごす時間があること。その小さな支えが、思いのほか力になります。この記事が、あなたにとっての最初の一歩に、少しでも寄り添えたなら幸いです。皆様のゲスト参加を、心よりお待ちしております。

よくある質問

湯島倫理法人会とはどんな団体ですか?

東京都文京区湯島を拠点に、経営者が純粋倫理を学び合う地域コミュニティです。全国に広がる倫理法人会のひとつで、毎週月曜の朝にモーニングセミナーを開いています。「企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を」を理念に掲げ、業種を越えた経営者のつながりを育んでいます。

モーニングセミナーはいつ・どこで開催されていますか?

毎週月曜日の朝7:00から8:00まで、東京都文京区湯島の全国家電会館1階で開くのが恒例です。会場は東京メトロ千代田線「湯島駅」から徒歩2分の場所にございます。ゲスト参加は無料ですので、朝の学びにご関心のある方はお気軽にお越しください。

初めてでも参加できますか?費用はかかりますか?

はい、初めての方もゲストとして参加いただけます。ゲスト参加は無料で、堅苦しい入会手続きも必要ありません。事前の申し込みなしでお越しいただくこともできます。まずは一度、朝の雰囲気にふれてみるところから始めていただけます。

会員になると会費はいくらですか?

会費は月額1万円が目安です。会員になると、毎週のモーニングセミナーはもちろん、全国の倫理法人会の学びや研修にも参加できるようになります。金額に含まれる内容の詳細は、会費の内容をまとめた記事もあわせてご覧いただけます。

朝7時に通うのが難しい場合、他の入口はありますか?

はい、あります。モーニングセミナー後の月曜9:30から11:00に、より気軽な交流の場を設けています。「湯島つながりラボ(つなラボ)」という集まりです。会場はU-cafe上野御徒町で、ドリンク代のみで初参加の方も歓迎です。ご自身のペースに合う入口を選んでいただけます。

倫理経営を朝から学ぶ、湯島の経営者コミュニティへ

湯島倫理法人会は文京区湯島3-6-1 全国家電会館1階で、毎週月曜日 朝7:00からモーニングセミナーを開催しています。初めての方もゲスト参加(無料)でお越しいただけます。朝が難しい方は9:30から始まる「湯島つながりラボ」も別会場でお待ちしています。

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