「藤井さんの会は、藤井さんの心の通りになるんだよ」――そう教えられた一年前は、正直ピンときませんでした。
湯島倫理法人会の藤井真由美会長が、就任二年目のモーニングセミナーで所信表明を行いました。信じて任せる勇気、明るさの実践、そして裏目標130社への挑戦。藤井真由美氏の一年間の気づきから、私たちは何を学べるでしょうか。

会長の心の通りになるということ
藤井真由美氏が湯島倫理法人会に入会したのは2021年3月。税理士の知り合いの紹介がきっかけでした。以来、幹事、副事務長、専任幹事と役を重ね、2025年9月に会長へ就任。本業では社会保険労務士法人国際労務パートナーズの代表社員として、外資系企業の日本法人や外国人経営者向けに、英語と日本語のバイリンガル対応で人事労務をサポートしています。
会長に就いて最初に痛感したのは、周囲から繰り返し聞かされた、会は会長の心の通りになるという言葉の重みでした。専任幹事時代には見えなかった責任の大きさを前に、藤井真由美氏は戸惑ったといいます。目標を頭に描きながら歩み続けるうち、一年後にようやくその意味が腹に落ちました。会社が社長の思った通りになるのと同じで、会の空気は会長の心をそのまま映し出すのです。だからこそ、常に心を明るく保つ努力を重ねてきました。モーニングセミナーで交わすひと声のあいさつ、その積み重ねが会全体の雰囲気を変えていったのでしょう。
信じて任せる勇気――20周年を成功に導いたもの
もうひとつ、藤井真由美氏が一年で学んだのが「信じて任せる」ことの大切さです。自分でやったほうが早い、説明する時間が惜しい――誰もが一度は覚えのある感覚ではないでしょうか。しかし任せ続けなければ、人は育ちません。三役や役職者に役割を託すたび、藤井真由美氏の胸には不安がよぎったといいます。任せた相手がうまくやってくれるだろうか。

それでも信じて任せると決め、間違ってもいいからやってみてほしいと背中を押し続けました。自分の事務所でも、社員には同じ姿勢で接しているといいます。最後は自分が責任を取る、その覚悟があってはじめて人に託せるのでしょう。この実践が実を結んだのが、20周年記念式典でした。一人ひとりが役割を全うし、会全体で作り上げた式典は大きな成果となり、会員数が伸び悩むなかでも年間収支は黒字で着地しました。もし自分がその立場にいたら、同じように手放す覚悟を持てるでしょうか。
130社という高み、裏目標に込めた本気
今期、湯島倫理法人会が地区に届け出た年度末会員数の目標は88社です。前期は目標105社に対し77社という結果でしたから、達成可能な数字として積み上げた数字といえます。ですが藤井真由美氏はあえて裏目標として130社を掲げました。これまでの最多記録は128社。130社を目指そうと声をかけてくれた会員がいたことが、何よりうれしかったといいます。

130社に届くには、毎週5名ほどのゲストを迎える計算になります。専任幹事は地区会の直後にこの数字を分析した資料を作り上げ、実現への道筋を示しました。理念を語るだけでなく、数字と行動に落とし込む。この一年で培われた任せる姿勢が、早くも今期の目標づくりに生きています。モーニングセミナー参加率は40%、朝礼参加率は30%、役員会参加率は90%と、いずれも前期実績を上回る水準を掲げました。
まとめ──共に学び、実践する一歩を
家庭、仕事、健康。このバランスを大切にしたいと、藤井真由美氏は繰り返し語りました。倫理の役が忙しくなっても本業をおろそかにしない、家庭の基盤があってこそ良い仕事ができる。社会保険労務士法人国際労務パートナーズを率いながら会長職を務める藤井真由美氏の言葉には、日々の実践に裏打ちされた説得力があります。
信じて任せることも、明るさを保つことも、口で言うほど簡単ではありません。それでも一歩ずつ実践を重ねた先に、20周年の成功があり、130社という高い目標を掲げる今期がありました。私たちもまた、日々の仕事や家庭で「信じて任せる」場面に出会うはずです。わくわく湯島、We Love 湯島――そんな合言葉とともに、湯島倫理法人会は今期も歩みを進めます。ぜひ一度、湯島倫理法人会のモーニングセミナーにゲスト参加してみませんか。
この日のモーニングセミナー







講師プロフィール
藤井真由美(ふじい まゆみ)
社会保険労務士法人国際労務パートナーズ 代表社員/湯島倫理法人会 会長
2011年、社会保険労務士として港区で開業。2016年に法人化し、現在は7名の社員とともに外資系企業の日本法人や外国人経営者向けに、英語と日本語のバイリンガル対応で人事労務をサポートする。開業社労士向けに英語で社労士業務を行うための養成講座「英語de社労士」も展開中。2021年に湯島倫理法人会へ入会し、幹事・副事務長・専任幹事を経て2025年9月に会長就任。二期目を迎えた今期も、明るさと信頼で会をまとめる。
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