新年最初のモーニングセミナーにご登壇いただいたのは、大蔵流狂言師で新宿区倫理法人会幹事の善竹十郎氏。81歳を迎えられた善竹氏が、人間国宝のお祖父様から受け継いだ狂言の世界と、ご自身が歩まれてきた苦難の道のりを通して、倫理の本質を語ってくださいました。講話の中で何度も繰り返された「苦難福門」という言葉。困難が訪れた時、あなたは何を支えに前を向きますか?

心の持ち様を学ぶために、倫理の学びに触れてみませんか

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講師プロフィール

大蔵流狂言師 善竹十郎氏。新宿区倫理法人会幹事として、日本の伝統芸能である狂言を通じて倫理の教えを伝え続けておられます。人間国宝・善竹彌五郎を祖父に持ち、650年続く狂言の世界を現代に伝える第一人者。81歳を迎えられた今も「生涯現役」として舞台に立ち続けておられる姿勢から、多くの学びをいただきました。

苦難が続く人生だからこそ、心の持ちようを学ぶ

2020年、コロナ禍で長男の富太郎氏を亡くされ、一昨年 伴侶も天に送られたという善竹氏。それでも今、穏やかな笑顔で講話をされている姿に、倫理の学びの深さを感じずにはいられません。

善竹氏が繰り返し強調されたのは、倫理第2条の「苦難福門」という教えでした。苦難が来ないことを願うのではなく、苦難が訪れた時にどう対処するか、心のあり方をどう整えるか。これこそが倫理の本質であると教えていただきました。

650年前の「福の神」が説く幸福論

講話の後半では、狂言「福の神」の台本を用いて、幸せになるための本質を紐解いてくださいました。

福の神が参詣人に問いかけます。「幸せになりたいか」と。そして続けて「幸せになるには元手がいる」と告げるのです。多くの人は、その元手とは金・銀や米のことだと思うでしょう。しかし福の神は言います。

「常々心の持ち様のこと」

650年前の狂言に記されたこの教えは、まさに倫理法人会で学ぶ「心の持ち様」そのものだったのです。

さらに福の神は続けます。「朝起きとうして慈悲あるべし」「人の来るをもいとふべからず」「夫婦の仲にて腹立つべからず」。これらは倫理の実践項目と見事に重なります。善竹氏は、丸山敏生創始者が趣味として謡曲を学ばれていたことにも触れ、先人の知恵と倫理の教えが一致していることの不思議さを語られました。

日本の伝統芸能を次世代へ──新しいプランへの挑戦

大きな喪失を経験されながらも、善竹氏の周りには新しいプランが生まれています。その一つが、北海道小樽市での狂言公演。小樽市倫理法人会からの依頼を受け、小樽能楽堂での公演を通じて、日本の伝統芸能を経営者の方々に知っていただく取り組みを始められました。

「外国の方のほうが、能・狂言を知っている」という現状を変えたいという想い。世界無形遺産第1号に認定された能楽を、もっと多くの日本人に知ってもらいたい。その情熱は、81歳という年齢を全く感じさせないものでした。

まとめ

善竹十郎氏の講話を通して、苦難は避けられないものではなく、心の持ちようを学ぶための門であるという気づきをいただきました。

650年前の狂言「福の神」が説く幸福論と、倫理の教えが見事に重なることに驚きを感じると同時に、時代を超えて変わらない真理があることを教えていただいた時間でした。

大切なのは、苦難が来ないことを願うのではなく、苦難が訪れた時にどう向き合うか。そして「朝起き」「慈悲の心」「夫婦愛和」という日々の実践を積み重ねることではないでしょうか。

湯島倫理法人会のモーニングセミナーでは、毎週このような学びの場が用意されています。あなたも一緒に、心の持ちようを学びながら、明るく朗らかに、おおらかに生きる実践を始めてみませんか。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

倫理の実践

苦難福門を学び、
心の持ち様を一緒に磨きませんか

善竹十郎氏のように、苦難を心の成長の門と捉え、日々の実践を積み重ねる。
湯島倫理法人会のモーニングセミナーで、あなたも同じ志を持つ経営者と共に学ぶことができます。

毎週月曜 朝7:00〜8:00 参加費無料 会員でなくても参加可能
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※まずはゲスト参加だけでも大歓迎です

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